TOEFLのテスト形式は?
TOEFLは英語4技能を測定するテストで、海外進学などの応募要件としてTOEFL iBT(Internet Based Test)が採用されています。
団体向け用のTOEFL ITPを活用することはできないので注意してください。
TOEFL iBTの試験時間は合計で3時間で、チェックインの時間も含めると合計で約3時間30分です。
試験構成は以下のようになっています。
リーディング | 時間:54 – 72分 問題数:30 – 40問 内容: ・3 – 4つのパッセージを読み、パッセージに関する問題に回答する |
リスニング | 時間:41 – 57分 問題数:28 – 39問 内容: ・1) 3 – 4つのレクチャー形式の音源を聴いて問題に回答する(6問) ・2) 2-3つの対話形式の音源を聴いて問題に回答する(5問) |
スピーキング | 時間:17分 問題数:4問 内容: ・Independent Task – 設問に対する自分の意見を述べる(1問) ・Integrated Task – あるトピックに関するパッセージを読んだ後に関連する音声をリスニングしてな内容を要約する(3問) |
ライティング | 時間:50分 問題数:2問 内容: ・Independent Task – 設問に対する自分の意見を述べる ・Integrated Task – あるトピックに関するパッセージを読んだ後に関連する音声をリスニングしてな内容を要約する |
リーディングとリスニングの試験時間に差があるのは、ダミー問題が出題されるからです。
ダミー問題とは試験内容の分析や統計のために出題される問題で、そこでの正解数は実際のスコアに反映されません。
TOEFLのテスト形式で大きな特徴の一つが、テストの半分以上にリスニング能力が求められるという点です。
リーディング以外の全てのセクションでリスニングが必要になるので、スコアアップのためにはリスニング力の向上が欠かせません。
また、パソコンで受験する形式のため、ライティングは手書きではなくタイピングでおこないます。英語力以外でも、タイピングスキルを伸ばしておくことが対策する上で大切です。
- 海外進学で認可されているのは TOEFL iBT
- 試験時間は約3時間から3時間30分
- ダミー問題というスコアに反映されない問題が出題される可能性がある