Independent Writing – ② ボディの書き方
ボディは、導入部分で述べた Thesis Statement を裏付けるための主張を展開していきます。ボディの構成は基本的に以下の3つの役割で構成します。
- Claim:Thesis Statementを裏付ける主張を述べる
- Reason:Claimに対して「なぜそう考えられるのか」理由を述べる
- Evidence:Reason と関連した具体的な経験や事実を述べる
ボディの冒頭センテンスは、トピックセンテンスから書き始めます。
トピックセンテンスとは「パラグラフ全体で伝えたいことのまとめ」で、いわばパラグラフの要約パートだと考えてください。
トピックセンテンスを書き出したら、次はサポートセンテンスを書き出していきます。
サポートセンテンスはとは「トピックセンテンスに説得力を出すための細く説明」で、理由・具体例・個人的な経験などトピックセンテンスに関連した詳細な情報を書き出していきます。
サポートセンテンスを書くときはできる限りシンプル・センテンス(単文)を使わず、コンプレックス・センテンス(復文)を用いて表現することを意識してください。
コンプレックス・センテンスとは、Transition Words(接続表現)を用いて構成される2つ以上のセンテンスで構成される文のことを指します。
コンプレック・スセンテンスを用いることで、文章のロジックが明確になりスコアアップにも良い影響を与えます。
ボディの書き出しはリスティング表現を用いる
エッセイは複数のボディで構成されるので、トピックセンテンスを書き出す前に順序を示す Transition Words を書くようにしましょう。
例えば、
- Firstly/Secondly/Thirdly/Lastly
- To begin/start with,
- First of all,
- In the first/second/third place,
- First and foremost,
などの表現を用いることで、「Argument がどこから始まるのか」また「いくつ目の Argument なのか」を読み手に理解してもらうことができます。
Transition Wordsを活用する
ライティングで高スコアを取るためにはTransition Wordsの適切な使用が不可欠です。
以下に主なTransition Wordsをまとめたので、積極的にライティングで使用してみましょう。
用途 | 語彙・フレーズ |
追加 | moreover, furthermore, in addition, further, next, first(second…), firstly(secondly…), in the (first) place, etc… |
対比 | however, yet, in contrast, conversely, on the other hand, on the contrary, otherwise, nevertheless, in spite of, by contrast, whereas, etc… |
比較 | likewise, similarly, in the same way, in like manner, etc… |
例示 | for example, for instance, more specifically, in particular, indeed, specifically, to illustrate, in other words, in fact, etc… |
結果 | therefore, thus, hence, consequently, after all, accordingly, knowing this, with this in mind, etc… |
要約 | as I mentioned earlier, in conclusion, to conclude, therefore, in summary, to summarize, to sum up, etc… |
表現を「知っている」と「使える」では大きな違いがあります。
新しい英語表現を使えるようにするためには実際に使ってみてみることが大切なので、練習の段階では失敗を恐れず積極的に新しい表現を使用してみてください。
- ボディは「主張→理由→論拠」の順番に展開するのが基本
- Transition Wordsを積極的に使用する