Integrated Writingの書き方
TOEFLのIntegrated Writingはリーディングの文章を参照しつつ、リスニングで述べらている主張と対比して要約していくことが求められます。
書き方はの基本構成は、以下の通りになります。
Integrated Writingでは、必ずリスニングの内容に言及するようにします。というのも、リーディングの内容のみを書き出すと評価が0点になってしまうためです。
高スコアを取るためには、リーディングの文章とリスニングの主張の関連性をクリアに書き出すことが大切です。
例えば、
- The reading passage mentions that………. On the other hand, the lecturer is doubtful about the theory explained in the reading.
- 「文章では……….のように言及されているが、講師はそこで説明された理論に懐疑的である」
のように、情報の対比や譲歩の表現を用いてボディを構築していくことが求められます。
1) Introduction – 導入
導入部分では、初めにリーディングとリスニングの共通するトピックについて述べます。
リスニングの音声はリーディングで述べらているアイデアに対して、基本的に「賛成」か「反対」のいずれかのポジションを取ります。
例えばリスニングで話し手が反対を表している場合、
- The reading passage discusses……….., but the lecture casts doubts on (each idea).
- 「文章では………..のように述べているが、講師はそこで出されたアイデアに疑問を投げかけている」
のように情報を書き出していきます。
慣れないうちはリーディングで使われている語句をそのまま使って書き出しても大丈夫です。慣れてきたら、あえて違う表現に置き換えて書き出すことで高評価に繋がりやすくなります。
2) Body – ボディ
ボディではリーディングで述べらているアイデアを出しつつ、そのアイデアに対して話し手がどのような主張を述べているかを対比させて表現していきます。
情報を対比させるときは関連性を出すために、Transition Words(接続表現)を使用することがスコアアップのポイントです。
例えば、
- However,
- But
- Nevertheless
- In spite of …
- Despite …
- While it may seem that …
- On the other hand,
- Although …
- While …
- Whereas …
- Conversely …
などの表現を用いてリーディングとリスニングのアイデアを書き出すことで、リーディングの文章と音声との対比を明確に書き出すことができます。
明確に書き出すことができるということは、読み手にとって理解しやすい良い文章であると考えられるためです。
- Integrated Writingは情報を対比させて書く
- 導入はReadingとListeningの共通するトピックの要約 + 関係性(賛成か反対か)を述べる
- ボディは各アイデアに対する音声のポジションを対比させて述べる