ライティングの評価基準
TOEFLのライティングは観点ごとではなく、大きく以下のようにスコアごとの採点基準が設定されています。
タスクごとに5点満点で採点され、その平均スコアを30点満点に換算して正式なスコアを算出します。
評価 | スコア |
5.0 | 30点 |
4.5 | 28点 |
4.0 | 25点 |
3.5 | 22点 |
3.0 | 20点 |
2.5 | 17点 |
2.0 | 14点 |
1.5 | 11点 |
1.0 | 8点 |
※ 2019年8月末まで公表されていたデータを参照(現在は公表されていません)
スコア100点以上を目指す場合最低でも20点以上はスコアが必要になるので、評価4を取得することを目標にして対策することが大切です。
評価の観点について
TOEFLのライティングは観点ごとにスコアが分かれていませんが、評価基準を読み解くと以下の観点がスコアに影響を与えていることが確認できます。
設問への回答 | ・設問に対して適切な回答を展開することができているか |
構成 | ・段落構成を含めたArgumentの構成が適切か |
一貫性 | ・主張に対して適切に関連の高いサポートセンテンスを展開することができているか |
語彙・文法 | ・語彙力が豊富か(又は適切に使用できているか) ・正しい文章を書くことができているか |
TOEFLの採点は、機械による自動採点と人間による手動採点のコンビネーションで行われます。
自動採点は文字数を多くすることで比較的スコアが上がりやすい傾向があると考えられます。(過去の受講生データを参照)
そのため知っている事実や数値から論拠を端的に示すのではなく、個人の経験などを結びつけて文字数を多く書く方がスコアが高くなる可能性が高いと考えられます。
まずは文字数よりも少し多めにエッセイを各練習をしていき、ライティングに慣れてきた段階で文法の間違いや主張の生合成などを修正していくと良いでしょう。