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      TOEFL Listening Practice: Conversation13
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  • TOEFLリスニング練習問題:レクチャー形式
    20
    • 2.1
      TOEFL Listening Practice: Lecture01
    • 2.2
      TOEFL Listening Practice: Lecture02
    • 2.3
      TOEFL Listening Practice: Lecture03
    • 2.4
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    • 2.5
      TOEFL Listening Practice: Lecture05
    • 2.6
      TOEFL Listening Practice: Lecture06
    • 2.7
      TOEFL Listening Practice: Lecture07
    • 2.8
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      TOEFL Listening Practice: Lecture12
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      TOEFL Listening Practice: Lecture13
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      TOEFL Listening Practice: Lecture16
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      TOEFL Listening Practice: Lecture18
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      TOEFL Listening Practice: Lecture19
    • 2.20
      TOEFL Listening Practice: Lecture20
  • TOEFLリスニング模試
    8
    • 3.1
      TOEFLリスニング練習模試01
      600 Minutes
    • 3.2
      TOEFLリスニング練習模試02
      600 Minutes
    • 3.3
      TOEFLリスニング練習模試03
      600 Minutes
    • 3.4
      TOEFLリスニング練習模試04
      600 Minutes
    • 3.5
      TOEFLリスニング練習模試05
      600 Minutes
    • 3.6
      TOEFLリスニング練習模試06
      600 Minutes
    • 3.7
      TOEFLリスニング練習模試07
      600 Minutes
    • 3.8
      TOEFLリスニング練習模試08
      600 Minutes
  • TOEFLリーディング模試
    8
    • 4.1
      TOEFLリーディング練習模試01
    • 4.2
      TOEFLリーディング練習模試02
    • 4.3
      TOEFLリーディング練習模試03
    • 4.4
      TOEFLリーディング練習模試04
    • 4.5
      TOEFLリーディング練習模試05
    • 4.6
      TOEFLリーディング練習模試06
    • 4.7
      TOEFLリーディング練習模試07
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      TOEFLリーディング練習模試08
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      TOEFLライティング練習模試01
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    • 5.2
      TOEFLライティング練習模試02
      50 Minutes
    • 5.3
      TOEFLライティング練習模試03
      50 Minutes
    • 5.4
      TOEFLライティング練習模試04
      50 Minutes
    • 5.5
      TOEFLライティング練習模試05
      50 Minutes
    • 5.6
      TOEFLライティング練習模試06
      50 Minutes
    • 5.7
      TOEFLライティング練習模試07
      50 Minutes
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      50 Minutes
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    8
    • 6.1
      TOEFLスピーキング練習模試01
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      17 Minutes
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      17 Minutes
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      17 Minutes
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      TOEFLスピーキング練習模試05
      17 Minutes
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      TOEFLスピーキング練習模試08
      17 Minutes

TOEFLリーディング練習模試01

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  • TOEFL Reading Practice01

パッセージ1の解説

1.A

  • 「利他的な行動は本質的に、ある個体の生存力を低下させる一方で他の個体の適応度を上げる」
  • 本文の詳細について問う問題である。段落1文目に「Behaviors that lower the fitness of the individual but increase the fitness of another individual are termed altruistic. (個の適応度を下げ、他の適応度を上げる行動をとることを利他主義であるという。)」と、利他的であることについての説明がある。回答A がこの内容と一致するため、答えはA。その他の選択肢は全て、本文で書かれている内容と一致しない。

2. C

  • リチャード・ドーキンスの利他的行動についての見解が扱われている
  • これもまた、本文の詳細について問う問題である。まず、「利己的な遺伝子」に関する説明がどの段落でなされているかを探す。第2段落の5文目に「In the 1976 book, ​The Selfish Gene​, scientist Richard Dawkins attempted to explain many seemingly altruistic behaviors from the viewpoint of the gene itself. (1976年に出版された『利己的な遺伝子』の本書内で、科学者リチャード・ドーキンスは、一見利他的に見える数多くの行動を、遺伝子そのものの観点から説明しようと試みた。)」と書かれており、ここでその本についての説明がされていることが分かる。回答Cはこの文をそのまま要約しており、内容も合っているため答えはC。その他の回答は全て説明されている内容と異なる

3. D

  • 利他的行動のうちのいくつかが、利己的な遺伝子のモデルに当てはまることを強調するため。
  • この問題は、筆者の意図を汲み取る問いであり、前後の文を注意深く確認する必要がある。特に、抜粋された文の前後2文には、最大の注意を払うことが大切である。まず、この問いの文が抜粋されたのが第2段落で、最後から2文目であることが分かる。前2文を見てみると、「Although a gene obviously cannot be selfish in the human sense, it may appear that way if the sacrifice of an individual benefits related individuals that share genes that are identical by descent (present in relatives because of common ancestors). Mammal parents make this sacrifice to take care of their offspring. (人間の感覚で、遺伝子を自分本意である、と呼ぶのは大層馬鹿げているように思えるが、ある個体の犠牲が、遺伝により同一の遺伝子を共有する関係の近い別の個体(共通の祖先を持つ近縁種など)に利益をもたらすならば、それは自分本位であるように映ってもしょうがないのかもしれない。実際、哺乳類の親は、子のためにこのような犠牲を払う。)」とある。特に、2文目には「Mammal parents make this sacrifice to take care of their offspring(哺乳類の親は、このためにこのような犠牲を払う)」とあり、「this sacrifice(このような犠牲)」とはどのような犠牲であるのかを探す必要がある。そこで、もう1文前を見てみると、「the sacrifice of an individual benefits related individuals that share genes that are identical by descent(ある個体の犠牲が、遺伝により同一の遺伝子を共有する関係の近い別の個体に利益をもたらす)」と発見でき、これはこの段落の目的である「selfish gene(利己的な遺伝子)」についての説明であると分かる。つまり、問いの文は、利他的行動の内で、利己的な遺伝子が働く例を示しているため、答えはDとなる。他の選択肢では、Bはそのようなことは一度も本文に書いてないため論外であるが、A「To explain why emperor penguins travel so far for food (なぜ、コウテイペンギンは食べ物を求めてそんなに遠くまで移動するのか説明するため)」やC「利他的行動の例を上げるため(To provide an example of altruistic behavior )」などは、一見合っているようにも思えるが、本文の趣旨を読み取れば、間違っていることがわかる。このような問題は、答えを探すときに求められる情報量が多いため、きちんとした本文理解が望まれる。

4. A

  • ボキャブラリーについての問題である。副詞​​「superficially」は、形容詞の「superficial(表面の、外見上の)」が語源の単語である。度々、単語の意味が本文中の意訳により変化することもあるが、今回の場合は文を見ても分かるように、「表面的に」の意味で捉えて害はない。A「Apparent 」は「明白な、はっきりしている」の意味で使われることが多いが、その延長線上で「外見上の、見かけの」という意味でも用いられる。B 「Artificially 「(人工的に)」、C「Creatively (想像的に)」、D「Beneficial (有益な)」はどれも意味が全く異なっているため、回答はAとなる。

5. D

  • 「互恵的利他主義は、ほとんどの場合同じ種同士の猿の間で起こる」
  • 「Reciprocal altruism( 互恵的利他主義)」や「monkeys (猿たち)」の単語は第4段落に出てくる。したがって、その段落を見れば答えが探し出せる。選択肢A〜Cは、本文をよく読めば正しい陳述であると分かる。Dの「Reciprocal altruism occurs mostly in monkeys of the same species」は、段落の2文目に「An example of this observed in many monkey species where a monkey will present its back to an unrelated monkey …(このタイプの行動は多くのサルの種の間でも観察することができる。その例としては、あるサルが血縁関係のないサルに自分の背中を見せ〜)」とあるように、互恵的利他主義が猿の間では異種間で見られるという、本文の内容に反する。したがって、正しくない陳述はDである。

6. A

  • 「ほとんどのケースは、利己的な面を含んでいるため真の利他的主義には値しない」
  • ゲーム理論家の話は、本文最後の段落で述べられている。1文目に「Evolutionary game theory has shown that many of these so-called “altruistic behaviors” are not altruistic at all. (進化ゲーム理論によると、いわゆる「利他的行動」の多くは、実は全く利他的ではないことが明らかになっている。)」とあるように、ゲーム理論により多くの場合が「利他的行動」に当てはまらないという話が展開されている。続く文を詳しく追ってみると、「game theorists are good at finding “selfish” components in them (ゲーム理論家はそれらの中に「利己的」な要素を見つけているようである)」と、「それら」とは同文中の「Most of the behaviors previously described (以前に説明した行動のほとんど)」を指し、その行動とは動物界で見られる利他的行動のことであり、本来の人間における利他的行動の定義(同段落の2文目を参照)では利己的な要素は含まれないはずが、動物界ではそのような要素が見られていることを指摘している。したがって、Aが回答である。

7. D

  • 「遺伝を保護するための行動を取ることは、動物にとって本能的なことである」
  •  段落最後の文に注目する。「What is clear, though, is that heritable behaviors that improve the chances of passing on one’s genes or a portion of one’s genes are favored by natural selection and will be retained in future generations as long as those behaviors convey a fitness advantage​. (明らかなのは、ある者の遺伝子や遺伝子の一部を受け継ぐ可能性を高める遺伝的行動は自然選択によって好まれており、それらの行動が適応度における優位性をもたらす限り、将来の世代にも受け継がれていくということである。)」と、つまり要約すると「遺伝にとって有益である行動は本能的に次世代にも受け継がれていく」と本文を締めくくっている。「What is clear, though(しかし、明らかなのは〜)」と、今までの逆説をとり最後に明確にしておきたいことを述べているため、Dがここでは正しい回答であることが分かる。その他の選択は、正しくない内容であるか、もしくはDと比べても重要さが欠けるため、回答の候補から除外される。

8. B

  • 個体の遺伝子を保護しその適合性を維持する行動は、次の世代にも受け継がれる。→ 問い7の解説も参考にすると答えがBであることが分かる。この段落、特にこの強調されている文は、筆者の本文を通して最も伝えたかったことであると言える。

9. B

  • Altruistic behaviors are not exclusively witnessed in humans (利他的行動は人間に限って見られる行動ではない)
  • このブロックは、第1段落から抜粋されたものである。本文の流れをよく見ると、一文目のAでは利他的行動の定義について説明しており、Bの文を含むそれ以降は昆虫界における利他的行動について話が展開している。つまり、上の文が一番しっくりくるのはAの後の文で、Bの文の直前、つまりBが正解である。

10. A / C / E

  • パッセージの訳を参照

パッセージの訳

利他的行動

個の適応度を下げ、他の適応度を上げる行動をとることを利他主義であるという。このような行動の例は、動物界広範囲に渡り見受けられる。働き蜂のような社会性昆虫は繁殖能力を持ち備えておらず、代わりに巣内に子孫を繁栄させる女王蜂を養っている。ミーアキャットの場合、それらが危険に晒されるにも関わらず、集団の一員を見張り役に置くことで、侵入者について群れの残りに警告できるようにしている。オオカミや野犬は、狩りに来なかった残りのメンバーにも肉を分け与える。表面上は利他的であるようにも受け取れるこれらの行動であるが、実はそう単純ではないのかもしれない。

利他的行動がなぜ存在するのかについては、多くの議論がなされてきた。これらの行動が、種全体の進化上、好都合なのであろうか?それは、利他的な個体が自身の遺伝子を後世に受け継ぐための手助けをしているのであろうか?利他的な行動を説明する説の一つを、遺伝子学の自然選択の視点から考えることができる。1976年に出版された『利己的な遺伝子』の本書内で、科学者リチャード・ドーキンスは、一見利他的に見える数多くの行動を、遺伝子そのものの観点から説明しようと試みた。人間の感覚で、遺伝子を自分本意である、と呼ぶのは大層馬鹿げているように思えるが、ある個体の犠牲が、遺伝により同一の遺伝子を共有する関係の近い別の個体(共通の祖先を持つ近縁種など)に利益をもたらすならば、それは自分本位であるように映ってもしょうがないのかもしれない。実際、哺乳類の親は、子のためにこのような犠牲を払う。コウテイペンギンは、子供に与える食料を持ち帰るために、過酷な条件下で何マイルも移動する。 利己的な遺伝子説は長年にわたって論争の的となってきたが、現在でも関連分野の科学者の間で議論されている説なのである。

親子間で共有される遺伝に比べて低い遺伝的同一性を持つ、そこまで関係の近くない個体同士であっても、表面上は利他的行動により利益を得ている。ハチ、スズメバチ、アリ、シロアリなどの社会的昆虫の活動が良い例である。これらの昆虫社会において繁殖能力を持たない労働者が女王の世話をするのは、彼らが女王と密接な関係にあるからであり、女王が子孫を残すことで、間接的にではあるが労働者の遺伝子をその子孫に受け継いでいることになるからである。このように、不妊性を持つ労働者にとって、自身の遺伝子を直接受け継ぐ機会を持たずして、代わりに女王を維持することは、適応度の面で有益なのである。この現象は、動物間で見られる表面的な利他的行動の多くを説明することができる。しかし、実際これらの行動は、行為者が直接的(自身の子孫を介して)または間接的(近縁種を通じ得ることのできる、包括適応度を介して)に自身の適応度を上げているため、本来の意味での利他主義とは同等に定義されないかもしれない。

血縁関係のない個体もまた、お互いに対し利他的に行動することがあり、これは「利己的な遺伝子」の説明に反しているようにも思われる。このタイプの行動は多くのサルの種の間でも観察することができる。その例としては、あるサルが血縁関係のないサルに自分の背中を見せ、そのサルに自分の毛皮から寄生虫を取り除いてもらうというものである。一定時間が経つと役割が逆転し、毛繕いをしてもらった側の猿がしてくれた側の猿の毛繕いをするようになる。このように、行動に互恵性があるのである。どちらも協力しなかった場合や、一方が協力してもう一方が協力しなかった場合よりも適応度が上がり、両者ともそのやりとりから恩恵を受けることができる。これは、行為者の「与える」行動は、それが将来的にその行動を「受ける」側になるという期待に基づいているため、この行動もまた必ずしも利他的主義であるわけではなく、この場合、互恵的利他主義という言葉が使用される。互恵的利他主義は、個人が同じ社会集団の中で生活しているなどの、個人同士が繰り返し出会うことを前提としており、詐欺師(決して「お返し」をしない者)は罰せられる仕組みになっている。

数学分野における古典的なゲーム理論を改変した進化ゲーム理論によって、いわゆる「利他的行動」の多くは、実は全く利他的ではないことが明らかになっている。人間の行動に基づく「純粋な」利他主義の定義は、自分自身に直接的な利益をもたらすことなく、他の人に利益をもたらす行動のことを意味する。以前に説明した行動のほとんどがこの定義を満たしていないようであり、ゲーム理論家はそれらの中に「利己的」な要素を見つけているようである。そもそも、「利己的」や「利他的」という用語は人間の行動を説明するものであり、本能的な動物の行動には直接適用できない可能性があるため、動物の行動を議論する際にはそのような用語は一切削除すべきだと主張する者もいる。しかし、明らかなのは、ある者の遺伝子や遺伝子の一部を受け継ぐ可能性を高める遺伝的行動は自然選択によって好まれており、それらの行動が適応度における優位性をもたらす限り、将来の世代にも受け継がれていくということである。

パッセージ2の解説

1. A

  • Moved to(〜に移動した)
  • 同段落のその単語を含む文は「Thousands of Spaniards ​​flocked​ to​ the Americas (何千ものスペイン人が〜アメリカ大陸に押し寄せた)」とあり、ここでは​​flockedが「移動した」の意味で使われているため、答えはA。B「 〜を求めて」、C「 何とか〜した」、D「 〜することを望んで」はどれも意味が当てはまらない。

3. B

  • アラゴン王フェルナンドとカスティーリャ王女イザベラが結婚したことで、スペインが統一された。
  • 第2段落の2文目に「The marriage of Ferdinand of Aragon and Isabella of Castile in 1469 unified Catholic Spain (1469年にアラゴン王フェルナンドとカスティーリャ王女イザベラが結婚したことで、カトリックのスペインが統一され〜)」とあるため、答えはB。その他の選択肢はどれも情報が誤っている。「unify」は「〜を統一する」の意味がある。

3. A

  • コロンブスはインドに上陸し、ヨーロッパの貿易をより活発化させ、そこでキリスト教を広めることができると思っていた。
  • 第3段落の3文目に「​He believed that, using calculations based on other mariners’ journeys, he could chart a westward route to India, which could be used to expand European trade and spread Christianity.​ (コロンブスは、他の航海者の旅をもとにした計算により、インドへの西回りの航路を描き、それを利用してヨーロッパの貿易を拡大し、キリスト教を広めることができると信じていた。)」とあり、Aがその内容と合っているためAが正解。その他の選択肢は、質問文でも指摘されている通り、意味が変えられているか又は重要な情報が省かれている。「sail to」は「〜に(船で)渡る」の意味がある。

4. C

  • 「彼らは、ポルトガルより先にインドと極東に到達したかったため」
  • 回答は、同段落の最後の2文を見ると分かる。そこには「The Spanish monarchs knew that Portuguese mariners had reached the southern tip of Africa and sailed the Indian Ocean. They understood that the Portuguese would soon reach Asia and, in this competitive race to reach the Far East, the Spanish rulers decided to act. (スペインの君主たちは、ポルトガルの航海者が既にアフリカの南端に到達し、インド洋を航海していることを知っていた。彼らは、ポルトガル人が間もなくアジアに到達することを理解しており、極東への到達を目指したこの競争の中で、行動をとることを決めた。)」とあり、当時のスペインのライバルであった、ポルトガルに先を越されることをためらったのである。従って、スペインの君主はコロンブスを援助することにした。「in this competitive race to(〜をすることを競うレースで)」がここではポイント。

5. B

  • False conceptions (誤った思い込み)
  • 単語は段落1文目の「Columbus held ​​erroneous views​​ that (コロンブスは誤った考えを持っており)」で使用されている。A「不明確な洞察」、C「刺激的な可能性」、D「証明された考え」はどれも当てはまらない。

6. A

  • アメリカ大陸の先住民がインディアンと呼ばれるようになった経緯と理由を説明するため
  • この問いでは、英語力よりもどちらかといえば読み手の読解力が求められる。他の選択肢も事実、間違ってないように思われる。しかし、現代でアメリカ大陸の先住民がインディアンと呼ばれていることを背景にとると、筆者がこの流れで問いの文を文中に挿入してきたのは、読者にその名が付けられた経緯を説明するためということが分かる。従って、最も適切なのはAである。

7. C

  • 彼がアジアに上陸していなかったことを裏付ける証拠を、無視または否定していたこと
  • 段落最後の文に「Up until the end of his life, Columbus held to his claim that the lands he had traveled to were part of the Asian continent, even though there was a mounting amount of evidence that contradicted his belief. (コロンブスのアジア上陸を否定する証拠が次々と出てきたが、彼は最後の死ぬ間際まで、自分が旅した土地はアジア大陸の一部であると主張した。)」とあるように、彼はアジア上陸説を最後の最後まで信じて疑わなかった。

8. D

  • アメリカ大陸は、アメリゴ・ヴェスプッチにちなんで名付けられた
  • 段落最後の文から「Using the explorer’s first name as a label for the new landmass, Waldseemuller attached “America” to his map of the New World in 1507, and the name stuck. (探検家のファーストネームを新大陸のラベルとして使用した彼は、1507年に新世界の地図に「アメリカ」と付け、以降その名前が定着した。)」とあるように、命名には探検家のファーストネームが使用され、その探検家とはアメリゴ・ヴェスプッチであった。

9. D

  • このブロックは、第6段落から抜粋されたものである。「彼」とは誰のことを指すのか文を辿ると、Aの選択肢はまず除外されることが分かる。B〜Cで選択肢が狭まったが、「共有したいと思っていたのである」という文末から、最後の文の直後、つまり「ヨーロッパ人の間では新世界への憶測と強い関心が高まった」という事実を踏まえ、「共有したいと思っていた、共有できてよかった」という流れが一番文の流れでスムーズである。従ってD。

10. D、E、F

  • パッセージの訳を参照

パッセージの訳

スペインによるアメリカ大陸の探検

スペインのヨーロッパ人によるアメリカ大陸の植民地化は、カリブ海から始まり、1600年には中央アメリカと南アメリカにまで拡大した。何千ものスペイン人が富と地位を求め、アメリカ大陸に押し寄せた。これらのスペイン人冒険家の中で最も有名なのは、イタリア人でありながらスペインの君主のためにアメリカを探検した、最重要人物クリストファー・コロンブスである。

スペインの探検の歴史は、スペインそのものの歴史から始まる。15世紀の間、スペインはライバルであるポルトガルに対して優位に立つことを望んでいた。1469年にアラゴン王フェルナンドとカスティーリャ王女イザベラが結婚したことで、カトリックのスペインが統一され、世界的な権力を競うための国づくりが始まった。700年代以降、スペインの多くはイスラム教の支配下にあり、王フェルナンド2世と王妃イザベラ1世は、スペイン最後のイスラム教の拠点であるグラナダでイスラム教徒を打ち負かすことを決意した。1492年、彼らは何世紀にもわたって続いていたキリスト教によるスペイン領土の征服を完了した。これは、スペインをヨーロッパの大国にするための新たな一歩となり、フェルナンド2世とイザベラ1世はさらに遠くを見据える準備をしていた。

彼らの目標は、カトリックを拡大し、ポルトガルを抑え商業的に優位に立つことであった。これらの目的のために、フェルナンド2世とイザベラ1世は大西洋の大規模な探検を支援した。スペインで最も有名な探検家クリストファー・コロンブスは、実はイタリア出身であった。コロンブスは、他の航海者の旅をもとにした計算により、インドへの西回りの航路を描き、それを利用してヨーロッパの貿易を拡大し、キリスト教を広めることができると信じていた。 1485年から、コロンブスはポルトガル、イギリス、スペインの君主に働きかけ、この西回りの航路を探索するための船と資金の提供を求めて回った。最初は、フェルナンド2世とイザベラ1世を含む、彼が請願したすべての国の王が、コロンブスの願いを拒絶していた。彼らの航海の専門家達はみな、コロンブスの大西洋の幅の推定値はあまりにも低すぎるとのことで意見が一致していたのである。しかし、3年間にもわたる嘆願と、最も重要な要因であるイスラム教徒との戦争が終結した後、フェルナンド2世とイザベラ1世は1492年にコロンブスの遠征に3隻の船を提供し、彼に経済的支援をすることに同意した。スペインの君主たちは、ポルトガルの航海者が既にアフリカの南端に到達し、インド洋を航海していることを知っていた。彼らは、ポルトガル人が間もなくアジアに到達することを理解しており、極東への到達を目指したこの競争の中で、行動をとることを決めた。

実は、この時点でコロンブスは誤った考えを持っていた。それにより、彼は西に航海するときに遭遇するものを誤って予想していた。彼の予想していた地球の大きさは実際の大きさと比べはるかに小さく、南北アメリカ大陸の存在を知らなかったことから、アジアに上陸するとばかり思っていた。しかし、1492年の10月12日、彼は現在のフロリダ州の南にあるバハマの島に上陸した。その後、彼はイスパニョーラ(現在のドミニカ共和国とハイチ)と名付けた島へと航海した。東インド諸島に上陸したと信じていたコロンブスは、そこで見つけたタイノ族の先住民を「インディオ」と呼び、新世界の先住民のことを「インディアン」と呼ぶようになった。コロンブスがスペインに戻ると、スペイン王室はコロンブスに大洋海の提督の称号を与え、彼を、彼自身が発見した土地の総督に任命した。コロンブスのアジア上陸を否定する証拠が次々と出てきたが、彼は最後の死ぬ間際まで、自分が旅した土地はアジア大陸の一部であると主張した。

他にも多くのヨーロッパ人が、西を航海することで富を獲得することを夢見て、コロンブスの足跡をたどっていった。コロンブスとはまた別のイタリア人、アメリゴ・ヴェスプッチはポルトガル王室のために航海し、1499年から1502年の間に南米の海岸線を探検した。コロンブスとは異なり、彼は、アメリカ大陸がアジアの一部ではなく、ヨーロッパ人にとって未知の土地であることに気が付いた。ヴェスプッチの航海記が広く出版されたことで、ヨーロッパ人の間では新世界への憶測と強い関心が高まった。ドイツの地図製作者、マルティン・ヴァルトゼミュラーもヴェスプッチの報告書を読んだ内の一人である。探検家のファーストネームを新大陸のラベルとして使用した彼は、1507年に新世界の地図に「アメリカ」と付け、以降その名前が定着した。

パッセージ3の解説

1.C

  • 単語は、段落4文目の「These “shooting stars” got their name because at night their ​luminous​​ vapors look like stars moving rapidly across the sky. (「流れ星」の名前の由来は、夜に、その光の蒸気が、空を高速で移動している星のように見えることから付けられたものである)」の文中にある。A「美しい」 B「一掃する」D「暗い」はどれも文中の単語と意味が異なる。

2. C

  • 「流星は高度約100kmで摩擦を受けながら気化していく」
  • 段落2文目に「Since the particles move at speeds of many kilometers per second, friction with the air vaporizes them at altitudes between 80 and 130 kilometers. (それら個体粒子は、秒速数キロメートルで移動するため、空気との摩擦により高度80~130キロメートルで気化する。)」とある。「それら個体粒子」とは、その直前の文からMeteors (流星)のことであると分かる。よって、本文の内容と合っているため正解はC。

3. D

  • 「科学者たちは、原始隕石の年代を測定するために新しい技術を活用している」
  • 第2段落は2文のみと短い段落である。よって、手がかりとなる文を見つけやすい。1文目に着目すると、「The average age for the most primitive meteorites, calculated using the most accurate values now available for radioactive half-lives, is 4.5 billion years. (最も原始的な隕石の平均年齢は、現在入手可能な放射性半減期の一番正確な値を用いて計算され、その歳は45億年と分かっている。)」とある。Bは「This value is taken to represent the age of the solar system」と言及されているが、実際のところ45億年なのか確証できる事実がないので保留。あえて隕石の年齢をここで述べた理由を推測すると、Dがより適切であると正解判断することができる。

4. B

  • 「隕石には、原始的なものと分化したものの2つのみしか存在しない」
  • 段落の1文目に「Meteorites are often classified between primitive and differentiated meteorites (隕石は、原始的な隕石と分化した隕石とに分類されることが多い。)」とあるように、種類が2種類のみであるとは断言されていない。寧ろ、「are often classified(〜に分類されることが多い)」と、その他の分類の可能性も示唆している。従って、Bがここでは誤り。他の選択肢は、本文と内容が合う。

5. D

  • 「太陽の光の反射により、原始隕石と隕石の構造を比較してみる」
  • まず、段落の1文目に「For information on the earliest history of the solar system, we turn to the primitive meteorites (太陽系の最古の歴史を知るためには、原始的な隕石が不可欠である。)」とある。つまり、原始的な隕石を使って、太陽系の最古の歴史を知ることができると分かる。次に、2文目に「We can look at the spectrum of sunlight reflected from asteroids and compare their compositions with those of primitive meteorites. (我々は、小惑星から反射した太陽光のスペクトルを見て、原始的な隕石の組成と比較することができる。)」と、その具体的な測定方法について言及している。従って、Dが内容と一致するため、答えはD。

6. A

  • 「これらの隕石が、科学者たちに特に有益な情報を提供するため」
  • これら隕石の名前は登場するのは、第5段落からである。その後に続く段落から最後の段落まで、それら隕石がもたらした有益な情報について大々的に書かれており、B〜Cの文のような内容は本文中には一度も登場しない。従って、Aが適切な回答であることが分かる。

7.  D

  • マーチソン隕石が、分子対称性をもつ11種類の珍しいアミノ酸を含んでいたこと
  • 第6段落は、全体を通してマーチソン隕石のもたらした発見について書かれている。「Murchison also contains 16 amino acids (the building blocks of proteins), 11 of which are rare on Earth. (また、マーチソン隕石には16種類のアミノ酸(タンパク質の構成要素)が含まれているが、そのうち11種類は地球上では珍しいものである。)」とあり、回答としてはDが適切であると分かる。その他の選択肢は、そもそもの内容が誤っている。

8. B

  • 「マーチソン隕石に含まれるアミノ酸と有機分子は、太陽系の形成の化学について我々に有益な情報を与えてくれる」
  • 強調されている文は「These naturally occurring amino acids and other complex organic molecules in Murchison—formed without the benefit of the sheltering environment of planet Earth—show that a great deal of interesting chemistry must have taken place when the solar system was forming.​ (地球環境の影響を受けずに形成されたマーチソン隕石に含まれている、自然界に存在するアミノ酸やその他の複雑な有機分子は、太陽系が形成されていた頃に多くの興味深い化学が起こっていたことを強調している。)」であり、これを要約すれば、適切なのはBと分かる。「shelter」は動詞で「保護する」の意味を持つ。

9. C

  • このブロックは本文の第5段落である。A、Bに続く文は、どちらも一般的な原始的な石の話をしている一方、Cから続く文はより具体的な、より有益な隕石について話が展開している。従って、上の文を挿入するのに適切であるのはCである。

10. A / B / E

  • パッセージの訳を参照

パッセージの訳

流星の構成物質

流星とは、惑星間から地球の大気中に入ってくる小さな固体粒子のことを指す。それら個体粒子は、秒速数キロメートルで移動するため、空気との摩擦により高度80~130キロメートルで気化する。その結果、数秒で光が消えてしまうのである。「流れ星」の名前の由来は、夜に、その光の蒸気が、空を高速で移動している星のように見えることから付けられたものである。隕石の中には、地表に落下するものもある。隕石が測定され、その組成が詳しく分析されるようになってから初めて、科学者達は隕石の重大さを知ることとなった。隕石には、実験室で直接研究することのできる、最も古く、最も原始的な物質が含まれているのである。

最も原始的な隕石の平均年齢は、現在入手可能な放射性半減期の一番正確な値を用いて計算され、その歳は45億年と分かっている。この値は、太陽系の年齢、つまり最初の固体が凝縮し、より大きな個体を形成し始めてからの時間を表している。
隕石は、原始的な隕石と分化した隕石とに分類されることが多い。分化した隕石は、より大きな母天体の断片であり、それらが分裂する以前に溶融してしまうため、より密度の高い物質(金属等)が中心部に沈み込んでいる。地球上に存在する多くの岩石と同様に、それらは密度に応じて異なる物質が分類される工程を踏み、ある程度の化学的な分別を受ける。分化された隕石には、母天体の金属芯で出来た鉄隕石、金属芯と石質マントルの間にある領域が原点であると考えられる石鉄隕石、そして分化された母天体のマントルや地殻物質で構成された無球粒隕石がある。

太陽系の最古の歴史を知るためには、原始的な隕石が不可欠である。原始的な隕石とは、形成されてから高熱や高圧力を一度も経験していない組織からできた隕石のことを指す。我々は、小惑星から反射した太陽光のスペクトルを見て、原始的な隕石の組成と比較することができる。そのような分析により、それら原始的な隕石の母天体のほとんどが小惑星であるということが分かる。小惑星は太陽系が形成された時に残された破片だと考えられているため、それら小惑星が、原始的な隕石の母天体であることには納得がいく。

地球に到達する隕石の大部分は原始的な石である。その多くは、一部に金属の粒が混ざった、淡い色をした灰色のケイ酸塩で構成されている。これら、地球に降り注いだ隕石の中で最も我々にとって有益であったものは、メキシコに落下したアエンデ隕石、オーストラリアに落下したマーチソン隕石、そして2000年にカナダのタギッシュ湖の冬の雪渓に落下したタギッシュ・レイク隕石である。

マーチソン隕石は、それがもたらした様々な有機化学物質で知られている。炭素質隕石に含まれる炭素化合物のほとんどは、正確な分析が困難な複雑なタール状の物質である。また、マーチソン隕石には16種類のアミノ酸(タンパク質の構成要素)が含まれているが、そのうち11種類は地球上では珍しいものである。これらの有機分子について最も注目すべきことは、右利きと左利きの分子対称性を持つ等数のアミノ酸が含まれていることである。アミノ酸はどちらの種類の対称性を持つこともあるが、地球上に存在する全ての生命は、タンパク質の構成に左利きのもののみを用いて進化してきた。2種類のアミノ酸が存在するという事実は、隕石に含まれているアミノ酸が地球外起源であることを明確に示している。

地球環境の影響を受けずに形成されたマーチソン隕石に含まれている、自然界に存在するアミノ酸やその他の複雑な有機分子は、太陽系が形成されていた頃に多くの興味深い化学が起こっていたことを強調している。 もしそうであるとすると、地球上の生命の分子構成要素の一部は、原始的な隕石や彗星によって最初に運ばれてきたのかもしれない。我々の惑星は、歴史の初期の頃にはどんな有機物にとっても生き抜くには気温が高過ぎる環境下であった可能性があるため、これは実に興味深い見解である。そして、地球の表面が冷えた後、小惑星や彗星の破片が地球に降り注いだことで、有機物の供給が再開されたのかもしれない。

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