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      TOEFL Listening Practice: Conversation03
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      TOEFL Listening Practice: Conversation13
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      TOEFL Listening Practice: Conversation14
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      TOEFL Listening Practice: Conversation15
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      TOEFL Listening Practice: Conversation16
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      TOEFL Listening Practice: Conversation17
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    • 1.20
      TOEFL Listening Practice: Conversation20
  • TOEFLリスニング練習問題:レクチャー形式
    20
    • 2.1
      TOEFL Listening Practice: Lecture01
    • 2.2
      TOEFL Listening Practice: Lecture02
    • 2.3
      TOEFL Listening Practice: Lecture03
    • 2.4
      TOEFL Listening Practice: Lecture04
    • 2.5
      TOEFL Listening Practice: Lecture05
    • 2.6
      TOEFL Listening Practice: Lecture06
    • 2.7
      TOEFL Listening Practice: Lecture07
    • 2.8
      TOEFL Listening Practice: Lecture08
    • 2.9
      TOEFL Listening Practice: Lecture09
    • 2.10
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    • 2.11
      TOEFL Listening Practice: Lecture11
    • 2.12
      TOEFL Listening Practice: Lecture12
    • 2.13
      TOEFL Listening Practice: Lecture13
    • 2.14
      TOEFL Listening Practice: Lecture14
    • 2.15
      TOEFL Listening Practice: Lecture15
    • 2.16
      TOEFL Listening Practice: Lecture16
    • 2.17
      TOEFL Listening Practice: Lecture17
    • 2.18
      TOEFL Listening Practice: Lecture18
    • 2.19
      TOEFL Listening Practice: Lecture19
    • 2.20
      TOEFL Listening Practice: Lecture20
  • TOEFLリスニング模試
    8
    • 3.1
      TOEFLリスニング練習模試01
      600 Minutes
    • 3.2
      TOEFLリスニング練習模試02
      600 Minutes
    • 3.3
      TOEFLリスニング練習模試03
      600 Minutes
    • 3.4
      TOEFLリスニング練習模試04
      600 Minutes
    • 3.5
      TOEFLリスニング練習模試05
      600 Minutes
    • 3.6
      TOEFLリスニング練習模試06
      600 Minutes
    • 3.7
      TOEFLリスニング練習模試07
      600 Minutes
    • 3.8
      TOEFLリスニング練習模試08
      600 Minutes
  • TOEFLリーディング模試
    8
    • 4.1
      TOEFLリーディング練習模試01
    • 4.2
      TOEFLリーディング練習模試02
    • 4.3
      TOEFLリーディング練習模試03
    • 4.4
      TOEFLリーディング練習模試04
    • 4.5
      TOEFLリーディング練習模試05
    • 4.6
      TOEFLリーディング練習模試06
    • 4.7
      TOEFLリーディング練習模試07
    • 4.8
      TOEFLリーディング練習模試08
  • TOEFLライティング模試
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    • 5.1
      TOEFLライティング練習模試01
      50 Minutes
    • 5.2
      TOEFLライティング練習模試02
      50 Minutes
    • 5.3
      TOEFLライティング練習模試03
      50 Minutes
    • 5.4
      TOEFLライティング練習模試04
      50 Minutes
    • 5.5
      TOEFLライティング練習模試05
      50 Minutes
    • 5.6
      TOEFLライティング練習模試06
      50 Minutes
    • 5.7
      TOEFLライティング練習模試07
      50 Minutes
    • 5.8
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      50 Minutes
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    8
    • 6.1
      TOEFLスピーキング練習模試01
      17 Minutes
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      TOEFLスピーキング練習模試02
      17 Minutes
    • 6.3
      TOEFLスピーキング練習模試03
      17 Minutes
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      TOEFLスピーキング練習模試04
      17 Minutes
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      TOEFLスピーキング練習模試05
      17 Minutes
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      TOEFLスピーキング練習模試06
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      TOEFLスピーキング練習模試08
      17 Minutes

TOEFLリーディング練習模試04

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  • TOEFL Reading Practice04

パッセージ1の解説

1. A

  • 「非定住者集団も定住者集団も、食用として望む作物の種を蒔き、それらを栽培するようになった」
  • 段落の後半に「We believe the process began when foragers started to ​scatter​ seeds and clear weeds to grow crops they enjoyed using for food. It’s possible that non-settled groups behaved in this way, although some families probably settled permanently to produce this food in the long term. (その過程とは、食糧や蓄えを探し回っていた人々が、種を撒いたり、作物を育てるために雑草を刈り取ったりして、彼らが食用に使用する作物を育てるようになったことが始まりと考えられている。非定住者達がこのような行動をとったことも大いに考えられるが、恐らく一定数はそれらの作物を長期間に渡り生産するために定住していたのではないかと考えられる。)」と、農業革命の起こった、つまり食料生産が始まった頃について書かれている。そこでは、非定住者、定住者問わずに、食料としてこのむ作物の種を撒いて、栽培を行ったとあるため、答えはAである。

2. A

  • 「石器時代の人々が、土地を耕し、草を刈り、穀物を生産することができるようになったこと」
  • 段落1文目の後半に「polished or ground stone heads to work the soil, sharp stone chips embedded in bone or wooden handles for cutting grass and stone mortars for grain production. (その石器とは、土地を耕すための、磨かれたり研がれたりした石の頭、草を切るための骨や木製のハンドルに埋め込まれた鋭い石のチップ、そして穀物生産のための石臼である。)」とあるため、Aが適切。「embed」で「はめ込む、埋め込む」の意味。

3. B

  • 「作物を交互に植えるのは、作物の種類の多様性を維持するためであった」
  • 段落の3文目に「Farmers began to alternate the cultivation of grains and pulses, such as lentils and peas, to maintain ​fertility​. (農民は肥沃さを維持するために、穀物と、レンズ豆やエンドウ豆などの豆類を交互に栽培するようにした。)」と、あるように、作物を交互に植えるのは、土壌の肥沃さを保つためであり、作物の種類の多様性を維持するためとはどこにも書いていない。従って、Bが不適切である。「alternate」は形容詞でもよく使われるが、ここでは動詞で使われている。意味は「互い違いにする」。似た単語で「alternative(代わりの)」も頻繁に使用される。

4. C

  • 「気候が、アフリカ、アジア、ヨーロッパの食料生産の発展に大きな影響を与えたこと」
  • 段落中に「climate(気候)」の単語が頻出しているように、この段落では各国の気候と食料生産について書かれている。従って、そのことについて正しく要約しているCが正解。そのほかの選択肢の内容は、本文で書かれていない。

5. D

  • 「紀元前8000年頃に、狩りからトウモロコシの栽培への変化があったから」
  • メキシコのテフアカン谷については「The cultivation of corn started in Tehuacán Valley of Mexico after 8000 B.C.E. as there was a shift from hunting to food production. (メキシコのテフアカン谷では紀元前8000年以降、狩猟から食料生産への移行に伴い、トウモロコシの栽培が始まった。)」と本文中に説明されており、その他の選択肢はメキシコのテフアカン谷に直接関係のないことであるか、本文中に書かれていない事柄であるため、Dが答えとして適切なのは明確である。

6. A

  • 「Types(種類、型)」
  • 「People gradually began to cultivate specific ​breeds​ of animal not only for their meat, but also for their coats and milk production. (やがて、肉だけでなく被毛や乳をとることも目的とし、特定の品種の動物が飼われるようになった。)」とあり、「breeds​​​ ​​」がここでは主に「品種」の意味で使用されている。ここでAとBが候補に上がるが、ここでいう「品種」は「類型、型式」の意味も持つ「Types」の方が、動物学上に使われる「種」の意味を強く持つ「Species」よりも適切であろう。従って、Aがここでは回答として最も当てはまると言える。C「 家族」、D「 集団」

7. D

  • 「この時期になると、我々は、動物が狩りを助けミルクやエネルギーを提供するために、飼い慣らされているのを見受ける」
  • 強調されている文は「Around this same era, we note the domestication of animals both for hunting and the supply of milk and energy. (これと同時期に、狩猟と牛乳やエネルギー供給の両方を目的として、動物の家畜化が始まった。)」であり、これを言い換えると、Dが回答として適切であるのは明確である。「tamed」は「tame」の過去形であり、「飼い慣らされた」の意味。この対義語は「wild(野生の)」である。

8. A

  • 「農業革命は、気候変動により植物の栽培が好まれたために起こった」
  • 消去法でいくと、A以外の選択肢はどれも本文の内容にはそぐわないことが分かる。また、Aが回答であることを裏付ける証拠として、第1段落の最初の2文に「The Agricultural Revolutions occurred between 2000 and 6000 BC. It is believed that due to climate change, people moved from animal hunting to gathering and agriculture. (農業革命は紀元前2000年から6000年の間に起こった。気候変動の影響により、人々が狩猟中心の生活から採集や農業中心の生活に移行したのだと考えられている。)」とあり、選択肢での内容と一致するため、答えはA。

9. D

  • このブロックは、第6段落からの抜粋である。まず、問題文はアメリカのことについて語っているため、ブロックの中からアメリカについて話している箇所を特定する。CとDの間の文がまさにアメリカについて何か説明をしているため、候補はCとDに絞られる。また、問題文を実際にCとDいずれかに当てはめてみると、Dの方が流れとして自然であることが分かるため、答えはD。

10. B / C / E

  • パッセージの訳を参照

パッセージの訳

農業革命

[1]農業革命は紀元前2000年から6000年の間に起こった。気候変動の影響により、人々が狩猟中心の生活から採集や農業中心の生活に移行したのだと考えられている。約1万年前、人類の一部のグループは動物を飼育し、栽培植物を育てるようになった。その後1000年の間、狩猟採集は引き続きおこなわれていたものの、ほとんどの人が食料生産者となった。農業革命とは、人類の活動の中で食料生産が広く行われていた歴史上の期間のことを指す。それは、数世代に渡り食料採集が食料生産へとつながったため、一定の期間をかけて発生した。その過程とは、食糧や蓄えを探し回っていた人々が、種を撒いたり、作物を育てるために雑草を刈り取ったりして、彼らが食用に使用する作物を育てるようになったことが始まりと考えられている。非定住者達がこのような行動をとったことも大いに考えられるが、恐らく一定数はそれらの作物を長期間に渡り生産するために定住していたのではないかと考えられる。

[2]特殊な石器が発見されたことは、新しい食料生産方法があったことを示している。その石器とは、土地を耕すための、磨かれたり研がれたりした石の頭、草を切るための骨や木製のハンドルに埋め込まれた鋭い石のチップ、そして穀物生産のための石臼である。初期の頃の農民は火を使って低木を伐採していた。樹木を燃やして開拓地にし、灰は天然の肥料として使用された。

[3]時の流れとともに、採集者たちは食用栽培用に収穫量の多い植物の種族を選出していった。中東で発見された、農業に関しての最古の証拠には、紀元前8000年には小麦と大麦が栽培されていたことが記録されている。農民は肥沃さを維持するために、穀物と、レンズ豆やエンドウ豆などの豆類を交互に栽培するようにした。徐々に、家畜化された植物が中東から他の地域にも広がり、作物や技術の交換等も行われた。しかし、大半の国では、農業は各国独自に発展したと考えられている。

[4]北アフリカにおける最古の食料生産の痕跡は、紀元前8000年のイーストサハラにまで遡る。小麦、大麦、ヤギ、羊の飼育が明らかになっており、気候がより乾燥した紀元前5000年までには、ナイル渓谷へ農業活動が移動していたことが分かっている。ギリシャでは紀元前6000年頃から農業が始まり、中央ヨーロッパでは紀元前4000年頃から農業が始まっていたようである。その後1000年の間に、ヨーロッパではより多くの森林が伐採され気候変動が起きていたことから、その地ではそれと同時期に農業が更に広まったのであると考えられる。紀元前2600年までには、牛引きすきが中央ヨーロッパで使用されていた。地中海地域は、多くの作物や農業技術を誇っていたようである。南サハラでは国産穀物が好まれ、アフリカ東部では小麦と大麦が好まれていた。中東と赤道付近の西アフリカでは、ヤムイモが初期の国産作物となった。中国と北インドでは、紀元前1万年から5000年の間に国産米の栽培が始まった。ヒヤシンス豆、緑と黒のひよこ豆の栽培は紀元前2000年にインドで始まった。

[5]メキシコのテフアカン谷では紀元前8000年以降、狩猟から食料生産への移行に伴い、トウモロコシの栽培が始まった。ペルーではジャガイモやキヌアなどの食料生産が始まり、その他のアメリカ大陸の地域では、トマト、ピーマン、カボチャ、ジャガイモ等の栽培が行われた。根菜類のキャッサバは紀元前1500年以降に主食となり、カリブ海に広まっていった。これと同時期に、狩猟と牛乳やエネルギー供給の両方を目的として、動物の家畜化が始まった。

[6]紀元前7000年以降、中東で発見されたガゼルの骨の数が減少したことからも分かるように、動物の狩猟は減少した。しかし、ガゼルに代わる羊やヤギが登場し、人々は肉を消費し続けた。やがて、肉だけでなく被毛や乳をとることも目的とし、特定の品種の動物が飼われるようになった。動物の糞は肥料として利用された。インドでは、紀元前3000年以前から、牛、ロバ、水牛、ゼブオ、馬、ラクダ、鶏そして豚などの原生種は家畜へと進化していった。飼いならされた動物は、穀物農家の農業サイクルに欠かせない存在となった。アメリカでは、リャマは肉とウールを与え、七面鳥やモルモットは肉を供給した。

[7]結論として、食料生産の段階的な採用により世界はいくらか変化した。農業により人口は徐々に増加し、恐らく紀元前5000年には一千万人、更に紀元前1000年には五千万人、そして一億人にまで増加していった。

パッセージ2の解説

1. C

  • 「マメ科植物の根に存在するバクテリアは、植生が代謝できる窒素化合物を生産することにより土壌をより肥沃にする」
  • 強調されている文は「Legumes host bacteria within their root nodules (small swellings on the root) that converts nitrogen gas from their surroundings into nitrogen compounds that flora is able to metabolize in a process known as nitrogen fixation, which results in more fertile soil. (マメ科植物は、より肥沃な土壌作りの手助けとなる、空気中の遊離窒素を取り込み、窒素化合物を作り出すことで植物相の新陳代謝を促す、いわゆる窒素固定と呼ばれる工程を可能にする細菌を、根小節(根の小さな膨らみ)内に宿している。)」であり、これと内容が一番近いのがCであるため、Cが回答であると分かる。「metabolize」で「新陳代謝をさせる」の意味。

2. C

  • 「土壌は、石や有機物質をバクテリアが分解した結果、生成されたものである」
  • 段落の3文目に、「Beyond that of any other organism, bacteria allow rock or other parent material to undergo a gradual, yet regular transformation to the soil. (バクテリアは他のどんな生物よりも優れており、岩石や他の土壌母材が徐々にではあるが土壌に規則的に変質していくことを可能にする。)」とあり、C以外の選択肢は間違ったことを説明しているため、適切な回答はCである。「transformation」で「変形、変質」の意味。

3. C

  • 「土壌の発達の手助けをするその生命体のその多様性を読み手に伝えるため」
  • 段落の最初の文に「There are other life forms that play a vital role in soil development. (土壌の発達に重要な役割を果たしている生命体は他にもいる。)」とあるように、筆者が、この段落を通して様々な生命体の土壌の発達における重要な役割について話を展開して行こうとしているのが分かる。菌類の活性はその例として挙げられているのであり、適切な回答はC。「vital」は「生命の」という意味を持つが、「きわめて重要な」の意味も持ち、上記の文では後者の意味で使用されている。

4. C

  • 「木の腐植が、根を張った植物に必要不可欠なビタミンを提供する」
  • 「When the tree loses its leaves, or when it dies and decomposes, this will result in enrichment of the soil with vitamins. (木が葉を失ったり、枯れて腐敗したりすると、土壌はビタミンで満たされる。)」とあるように、腐食した木はその周辺で育つ他の植物にビタミンを分け与えるのである。従って、C。「make〜available to」で「に〜を利用可能にする」の意味を持つ。

5. A

  • 「ほとんどの作物の根のシステムは、傾斜地では侵食を防ぐことができない」
  • 段落最後の2文「Finally, timber performs the indispensable function of slowing water runoff and keeping the soil in place with their root systems, consequently combating erosion. The increased erosion that often accompanies the agricultural use of sloping land is mainly induced by eliminating its protecting layer of natural vegetation. (最後に、木材は水の流出を遅らせ、根のシステムで土壌を維持し、結果的に浸食を防ぐという不可欠な機能を果たしている。傾斜地での農業利用に伴う侵食の増加は、主に自然植生の保護層が無くなることにより引き起こされているのだ。)」より、傾斜地で農業が行われることによって、侵食が発生してしまうことを示唆している。従って、作物はむしろ侵食を促進させる原因となるため、Aがここでは適切な回答である。

6. D

  • 「廃棄物を消費すること」
  • 「Earthworms ingest large quantities of soil, chemically alter it, and excrete it as organic matter called casts. (ミミズは大量の土を取り込み、化学的に変化させ、糞塚と呼ばれる有機物として排泄する。)」とあることから、ミミズは土を取り込み、有機物を排出している。従って、A〜Cはどれも適切であることから、ここでは適切でないのはD。このような問題では、残りの選択肢は明らかに間違っている・合っていることが多いため、消去法をお勧めする。

7. D

  • 「countless(数え切れない、無数の)」
  • 単語の意味を考えると、D以外そもそもの意味合いが違ってくるため、Dが答えであるのは明確である。A「少しの」、B「少々」、C「不十分な」

8. C

  • 「移動する際に、土壌を分解すること」
  • 段落の最後の2文を見ると「These animals chiefly work the soil mechanically. As a result, the soil is aerated, broken up, fertilized, and brought to the surface, hastening soil development. (これらの動物のほとんどが、無意識的に土壌を処理している。その結果、土壌は空気を含み、分解され、施肥されそして地表にもたらされ、土壌の発達を促進するのである。)」とあることから、彼らは無意識に、移動の際に土壌の発達を促進していることが分かる。従って、正しいのはC。

9. D

  • →このブロックは、第3段落の3文目による抜粋である。まず、「これらの深い根」とはどの深い根であることに着目すると、CとDの間の文で、木の根について何か説明されているのが分かる。また、「これら」と文頭にくる時には、前文の中の内容を指していることがほとんどであり、Dに試しに問題文を挿入してみると、流れがスムーズであることが分かるため答えはD。

10. B / C / F

  • パッセージの訳を参照

パッセージの訳

土壌形成

[1]土壌の形成には、生物が重要な働きをしている。土の中に生息する多くの動植物は土中のミネラルを利用し、土壌の運搬(移動)や通気に役立ったり、浸食から土を守る手助けをしたりする有機物を生成する。土壌に生息する様々な種類の生物が、土壌の化学的・物理的特性に大きな影響を与えている。実際、世界中で見られる成熟土壌では、この重要な自然成長が、土壌の特性に最も直接的な影響を与えていると考えられている。このような理由から、土壌科学者は、その地域の土壌がどのような種類の植物相を保持しているかを理解するだけで、その場所の土壌の属性についてかなりのことを理解することができる。したがって、特徴的な植生を持つ草原地帯やツンドラ地帯にも成熟した土壌があることになる。

[2]土壌植生の量と総重量は、一般的に土壌動物相のそれを上回る。飛び抜けて、土壌に生息する植物の中で最も一般的かつ最小のものは、細菌である。好ましい条件下では、100万以上ものこれらの小さな単細胞植物が、土壌の各立方センチメートルに生息することが出来る。バクテリアは他のどんな生物よりも優れており、岩石や他の土壌母材が徐々にではあるが土壌に規則的に変質していくことを可能にする。微生物の中には、天然酸を産生するものがあり、その酸により即座に土壌母材は分解され始め、植物栄養素が放出される。微生物の2つ目のグループは、自然の廃棄物(岩くずの堆積物)を分解して腐植土(栄養豊富な有機物)を形成する。3つ目のグループは、マメ科植物と呼ばれる根系の植物相に生息している。これに含まれるのは、アルファルファ、大豆、エンドウ豆、クローバー、ピーナッツなどの、多くの広く知られている農作物である。マメ科植物は、より肥沃な土壌作りの手助けとなる、空気中の遊離窒素を取り込み、窒素化合物を作り出すことで植物相の新陳代謝を促す、いわゆる窒素固定と呼ばれる工程を可能にする細菌を、根小節(根の小さな膨らみ)内に宿している。

[3]土壌の発達に重要な役割を果たしている生命体は他にもいる。例えば、少数の細菌のみ生き残ることができる、やや酸性気味の土壌では、しばしば菌類が有機物の主な分解者として現れる。より複雑な、植生における多様性もまた土壌の開発には不可欠である。樹々、草、その他様々な種類の植生は、土壌の腐植土の大部分を提供する。これらの植物が分解するときに放出されるミネラルは、他の土壌生物のため同様に、植物相の後世のために不可欠な栄養供給を構成している。さらに、木材は土壌の奥深くに根を張り、地表のはるか下からビタミンを運搬することができる。木が葉を失ったり、枯れて腐敗したりすると、土壌はビタミンで満たされる。最後に、木材は水の流出を遅らせ、根のシステムで土壌を維持し、結果的に浸食を防ぐという不可欠な機能を果たしている。傾斜地での農業利用に伴う侵食の増加は、主に自然植生の保護層が無くなることにより引き起こされているのだ。

[4]動物もまた、土壌組成に影響を与える。バクテリアに相当する動物は原生動物である。これらの単細胞生物は、動物界で最も一般的に見られる類であり、バクテリアと同様、一度に100万匹以上が土壌―立方センチメートルあたりに生息することができる。原生動物は有機物を食べ、その分解を促進する。ミミズは恐らく、土壌に生息する中で最も重要な生物であろう。まずまずな好条件下であれば、1エーカーの土壌に100万匹のミミズ(総重量450kgを超える)が生息しているはずだ。ミミズは大量の土を取り込み、化学的に変化させ、糞塚と呼ばれる有機物として排泄する。この糞塚は、驚異的な天然の肥料となる。また、ミミズは土を縦横両方面に混ぜるため、通気性や水はけを良いものにする。

[5]好ましい気候と土壌条件の下では、アリやシロアリなどの昆虫も多数生息している可能性がある。さらに、土壌に多大な影響を与えるのに十分な数の、ネズミ、ホリネズミ、モグラ、プレーリードッグなどの地元の哺乳類が存在していることもある。これらの動物のほとんどが、無意識的に土壌を処理している。その結果、土壌は空気を含み、分解され、施肥されそして地表にもたらされ、土壌の発達を促進するのである。

パッセージ3の解説

1. D

  • 「シュメール文明」
  • 「The Sumerian civilization (シュメール文明)」で段落が始まり、その後もシュメールを指す単語が頻発していることから、答えはDであることが明確である。その他の選択肢は全て的外れである。

2. C

  • 「バーレーンは、ディルムンの場所として、最も可能性高い地であると歴史家によって信じられているが、この結論を裏付ける物的証拠はまだ不十分である」
  • 抜粋文「​Historians generally conclude that Dilmun is most likely an island in the Persian Gulf, perhaps the modern country of Bahrain. Until now, no ruins have been found to link the ancient Sumerians to any island in the Persian Gulf.​ (歴史家は一般的に、ディルムンはペルシャ湾の島、おそらくバーレーンの近代国家である可能性が高いと結論づけている。これまで、古代シュメールをペルシャ湾のどの島にも結びつける遺跡は発見されていない。)」の内容が読み取れれば、Cであることは明確。本文中での「most likely」が、問題の選択肢では「seems」に言い換えられているところも注目。

3. C

  • 「Pious(敬虔な、信心深い)」
  • 「Sumerian culture centered around a priesthood and temple life. (シュメール文化は、聖職と神殿の生活を中心に成り立っていた)」と、段落の最初の文で説明されており、その後も彼らの信仰深さについて話が段落半ばまで進むことから、答えはC。A「世俗的な」、B「軍国主義的な」、D「未開発な」

4. A

  • このブロックは、第3段落の抜粋である。段落後半は戦士の話に移るため、CとDはまず候補から外れる。また、文のつくりの基本である、抽象→具体の流れを考えると、BよりもAの方が問題文の位置として適切であると分かる。従って、答えはA

5. B

  • 「筆者は、シュメール文明が征服されるまでの出来事を紹介している」
  • 段落中の文に「Finally, in around 2000 B.C.E. King Sargon of Akkad conquered the Sumerians in the creation of the world’s first multi-ethnic empire. (最後に、紀元前2000年頃、アッカドのサルゴン王がシュメール人を征服し、その結果、世界初の多民族帝国が誕生した。)」とあるように、この段落では、繁栄していたシュメール文明の最後とそこに至るまでの過程について書かれている。従って、B。

6. D

  • 「シュメール文明」
  • 「it」が含まれる文は、「In summary, the challenge for historians in understanding Sumerian civilization is that most references and information about it come from the writings of other civilizations. (するに、シュメール文明を理解する上での歴史家にとっての課題は、シュメール文明についての文献や情報のそのほとんどが、他の文明の著作に由来するということである。)」である。「it」は「information about it(それについての情報)」に属しており、その「情報」とは文の前半で「シュメール文明」が目的であることから、「シュメール文明」についての情報であることが分かる。よって、D。

7. C

  • 「Alluring(引きつける、魅力的な)」
  • 単語は「In conclusion, Sumer is an ancient civilization with cities at the bottom of a sea, referenced by other ancient civilizations with few ​tantalizing​ clues of their shrouded past. (結論から言うと、シュメールは海の底に都市を持つ古代文明であり、他の古代文明からも参照されている通り、その隠された過去を知る手がかりはほとんどないのである。)」の文中に登場する。C以外の単語は全て「​​tantalizing(じれったい、興味をそそる)」の本文中の意味とはかけ離れているため、候補から除外される。よってCが答えとなる。A「美味しい 」、B「 反発的な 」、 D「 曖昧な」

8. C

  • 「災難を、その土地の神が他の神々に圧倒されていることが原因で起きたこととすること」
  • 第3段落と第4段落を参照にしつつ消去法で進めていくと、C以外の選択肢は、崩壊の直接的・間接的原因となっていることが文の流れから読み取れる。C自体は本文でも扱われているが、シュメール文化崩壊との関係性については触れられていない。従って、Cが当てはまらないものにあたる。この問題は、特にヒントとなる表現がなく、文の流れと内容をきちんと理解していることが求められる。

9. D

  • 「古代シュメール文学にはシュメールの故郷についての言及がないこと」
  • 第5段落の1文目に「In summary, the challenge for historians in understanding Sumerian civilization is that most references and information about it come from the writings of other civilizations. (要するに、シュメール文明を理解する上での歴史家にとっての課題は、シュメール文明についての文献や情報のそのほとんどが、他の文明の著作に由来するということである。)」とあるように、そもそもシュメール文学というものは存在しておらず、彼らを探る手がかりは他の文明による著作のみなのである。従って、Dは根本的に間違っているため答えはD。

10. C / D / E

  • パッセージの訳を参照

パッセージの訳

古代シュメール

[1]シュメール文明は、アレクサンダー大王が地中海と中東周辺の土地を広範囲に渡り征服する何世紀も前から、そしてローマ帝国が古代最大の権力として知られるようになる更にずっと前から存在していた。シュメール文明は不可解な謎に包まれたままで、世界中の歴史家を困惑させ続けている。それは恐らく、南メソポタミアの歴史的な地域で確立された最初の都市文明であった。シュメール自体は、チグリス川とユーフラテス川の下流域の氾濫原にあった「文明の揺りかご」と呼ばれる地域に発していた。シュメール人は紀元前4000年頃に出現し、都市国家として組織されていた。シュメールの重要な都市国家のいくつかは、後々ペルシャ湾に吸収された土地にあった。事実、多くの歴史家がシュメール文明の起源の鍵があると考えている場所は、ペルシャ湾自体なのである。

[2]最大の謎の一つは、シュメール人の正確な起源である。多くの歴史家や考古学者の間では、シュメール人の故郷がどこにあったのか意見が分かれている。古代シュメールの文献には、彼らの故郷が「ディルムン」と呼ばれる場所であることが記載されているが、その場所は未だ不明のままである。シュメール語は、膠着言語と呼ばれる、単語の中核的意味に接辞を加えて単語を形成する言語である。トルコ語、ハンガリー語、フィンランド語またイヌイット語などもその言語部類である。しかし、シュメール語に隣接する言語は、その形態をほとんど共有していない。さらに、シュメールのパンテオンに登場する多数の動物神は、牧畜の歴史を示唆しているが、彼らの起源の場所は示していない。歴史家は一般的に、ディルムンはペルシャ湾の島、おそらくバーレーンの近代国家である可能性が高いと結論づけている。これまで、古代シュメールをペルシャ湾のどの島にも結びつける遺跡は発見されていない。この種の遺跡は、シュメール人の祖先の居住地を明らかにする上で極めて重要なのである。したがって、遺跡が見つからなければシュメール人の祖国は不明のままということになる。

[3]シュメール文化は、聖職と神殿の生活を中心に成り立っていた。都市国家は神殿を中心に組織され、聖職者ではない者は職人か農民のいずれかであり、彼らは神々をなだめることに仕事と生活を捧げていた。災害、干ばつ、そして災難は、その土地の神が他の神々に圧倒されたことが原因とされていた。その結果、聖職者は権力を維持し、シュメール人の日常生活を支配していた。最後に、シュメールの都市国家内のその他のカーストとして、都市を守るために配置されたのが戦士だった。時が経つにつれ、聖職者の支配力が損なわれ始めたことにより、戦士はシュメールの中でより権威ある強力なものになっていった。その結果、徐々に、シュメールはより戦士主導の文明に向かって変化していくことになった。

[4]紀元前4000年から2000年の間、セム系移民は定期的にシュメールの領土に移動し、ゆっくりとシュメールに押し寄せた。紀元前2000年には、シュメール都市国家は戦士がより強力になったことにより、防衛同盟を形成することを余儀なくされた。それにより、聖職者のイメージは損なわれることになった。また、戦士の重要性が高まったことがシュメール文明内での力の移動を扇動し、後に初代王の誕生につながった。最後に、紀元前2000年頃、アッカドのサルゴン王がシュメール人を征服し、その結果、世界初の多民族帝国が誕生した。アッカド帝国もまた、シュメール人と共通の特徴に基づいて構築された初代文明と考えられている。実際、失われたアッカドの都市は、シュメール人の職人によって建設されたのではないかと噂されている。

[5]要するに、シュメール文明を理解する上での歴史家にとっての課題は、シュメール文明についての文献や情報のそのほとんどが、他の文明の著作に由来するということである。古代のバビロン人でさえ、彼らの時代には既にシュメールは古い文明であると考えていた。考古学者が、シュメール人の歴史を解き明かす手がかりを未だ探しているにもかかわらず、これらの古代人に関するその多くの情報はまだ知られていない。結論から言うと、シュメールは海の底に都市を持つ古代文明であり、他の古代文明からも参照されている通り、その隠された過去を知る手がかりはほとんどないのである。

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