ディクテーションの目的
ディクテーションは、以下の目的や学習効果を期待しておこないます:
- 目的1. リスニング力の向上
- 目的2. 文章理解力・文章構成力の向上
- 目的3. 英語表現・語彙の理解
ディクテーションは、単に英語を聴き取るだけでなく自身の文法知識などを駆使して、文章を再構築する書き取りトレーニングです。
リスニング力だけではなく、スペルや発音、文章の分析や文を組み立てる能力、単語や文法の知識を向上することに役立ちます。
学習の手順
ディクテーションの学習は、以下の手順に沿っておこないます:
- 音源を4~5回通しで聴き、全体の意味を把握する
- 聴き取れた語彙や表現を書きとる(繰り返し何度も聴く)
- 書き出したものを読み返してみて意味が通じるかどうか確認する
- 意味が通らない場合、自分なりに解釈を入れてみる(単語や前置詞など)
- もうこれ以上答えが出ないという段階で答えを確認する
補足1. 単語が分からない場合は、カタカナで書く
補足2. スペルが分からない場合は、辞書を使って確認する
学習のポイントは、全体の意味を把握した状態で、意味を補完しながら書き出しを繰り返しおこなうことです。
音だけに意識を向けすぎず、前後の文脈の流れからどのようなセンテンスが構成されると適切かを常に考えて書き出してください。