リスニング概要
まずは、OETリスニングの概要を確認しておきましょう:
試験時間 | 50分 |
パート数 | 3パート |
問題数 | 42問(パートA:24問・パートB:6問・パートC:12問) |
問題内容 | パートA:診療場面のダイアローグを元にカルテに書き込みをする パートB&C:医療現場で起こりえるコミュニケーションやスピーチを聴いて適切な選択肢を選ぶ |
その他 | 1) 音声は一度しか再生されない 2) 音声はオーストラリア英語を中心に様々な英語で構成される 3) 合格スコアは30/42点 |
OETのリスニングは3つのパートから構成されています。その他の英語試験と比べると、日常会話でよく使われるイディオムやコロケーションが多く取り入れられており、日常的なコミュニケーションに近い形態です。
合格スコアは42点中30点なので、パートAで約7割正解することが重要になります。ディクテーションが苦手な場合は、重点的にトレーニングをして対策すると良いでしょう。
各パートの概要
次に各パートの概要をみていきましょう:
項目 | パートA | パートB | パートC |
試験時間 | 約15分 | 約10分 | 約15分 |
設問形式 | ディクテーション | 3択問題 | 3択問題 |
音源数 | 5分 × 2 | 1分 × 6 | 5分 × 2 |
設問数 | 12問 × 2 | 1問 × 6 | 6問 × 2 |
その他の英語試験と比べると、ディクテーションに大きな比重を置いていることがわかります。ディクテーションは日本ではあまり馴染みのない試験形態なので、事前に重点的な対策をする必要があります。
パートBとCは3つの選択肢の中から、設問に対してもっとも適切なものを選びます。いわゆる選択問題ですが、音声の全体的な要点や流れを掴むことがポイントになります。