模試の勉強方法
OETのスピーキング対策をおこなうにあたって、参考までに学習のプロセスを紹介します。
学習の参考としてご確認いただき、自身のスケジュールや学習のやり易さにあわせてカスタマイズして下さい:
- スピーキングレッスンを受講する
- レッスン後に共有される音声とフィードバックを確認する
- 録音した自分の音声を聞き返し自分なりに改善点を考える
- フィードバックを意識して同じ質問を再度録音&聞き返して改善点を考える
- 4を繰り返し行う
OETのスピーキングは、「いかに自然に英語を話せているか」という観点が非常に重要になります。また、これまでの受講生のデータから、面接官が抱く「印象」がスコアに影響を与えると考えられています。
つまり、言葉に詰まりながら「あー…、うー…」と話していると、印象が悪くなり、たとえ回答が論理的に構成できていてもスコアが下がる傾向があると考えられます。それを防ぐために、英語を話す時はリズムを意識して話してみましょう。
話す内容は評価基準に含まれまないので、考えて話すというよりもよく耳にする英語のテンポや論理展開で話をリズミカルに続けることがスコアアップに効果的です。
また、以下に学習する時のポイントをまとめておきます。
ポイント1 フレーズ単位で発音を学習する
「自然な英語である」と認識されるためには、単語個々の発音精度よりもフレーズ単位で発音を学習することが重要になります。使えそうなフレーズを見つけたら、そのフレーズの使用場面を想定しながら自分なりに何度も繰り返しアウトプットを繰り返してみましょう。
ポイント2 リスニングパートAを参考に
リスニング模試のパートAは、スピーキングと同様に患者と医師による診療場面を想定した音源が再生されます。特に医者が何気なく話しているフレーズは、スピーキングの問答でよく使用することが多いのでそのまま使用できるようにトレーニングをしておくことが効果的です。
ポイント3 自分の英語を客観的に分析する
自分は「正しく話せている」と思っていても、客観的に英語を聴くと音声が聴き取りにくいことがあります。言語力は主観ではなく聴き手によって判断されるものなので、日頃から英語を録音して客観的に自分の英語を分析する習慣をつけましょう。