パートC対策のポイント
OETリスニングのパートCは、六つの設問に対して約五分程度の音声が流れます。
問題は以下のような構成になっており、パートBと同様に三つの選択肢から正解を選びます。
- 参照元:Listening Sample Test One | Occupational English
パートCは音声が再生された後にゆっくりと回答する時間が設けられておらず、音声を聴きながら同時に選択肢に答える必要があります。
選択肢を読むことに時間をかけすぎるとキーフレーズを含む音声を聴き逃してしまうので、短い時間で正しく精読する能力もスコアアップには欠かせません。
パートCを解く手順
パートCは以下のように解いていきます。
- 「音声のシチュエーション」を確認
- 「設問」を精読
- 音声を聴く
- (音声を聴きながら)選択肢を確認する
音声が再生されるまでに約90秒間の準備時間が設けられていますが、この時間では設問のみを読むことに集中することをオススメします。
仮に選択肢まで精読できたとしても全ての選択肢を覚えておくことは難しく、逆に二度手間になってしまう恐れがあるためです。
音声を聴くときは、設問に含まれるキーワードのパラフレーズ表現に意識を向けるようにしてください。
スコアアップのポイント
今回はそれ以外で、パートC対策に役立つポイントをいくつかみていきましょう。
ポイント1 音声の前に設問のみを精読する
パートCは、1つの音声に対して6つの設問が設けられています。音声は約5分間と長く、また音声再生後に回答する時間が設けられていないので、音声を聴きながら問題を解く必要があります。
6問すべての設問と選択肢と事前に覚えておくことは難しいので、事前に設問のみに目を通して音声の内容と流れをあらかじめ把握しておくことがポイントになります。
ポイント2 聴き流しながら英語を読む
パートCは音声を聴き流して大きな要点を掴みながら、設問を読むことが大切です。一語一句音声を聴き取るというよりは、各センテンスの要点を掴むイメージで聴き取りましょう。
ポイント3 選択肢が全て正解の場合はメイントピックを選ぶ
OETのリスニングでは、稀に全ての選択肢が音声で言及されているというケースが出題されます。
そのような場合は、よりパラグラフ全体で伝えたい要点(メイントピック)に関連した内容を選択することがスコアアップのポイントになります。