発音応用07. 語末の音声変化 [子音 + 子音]
1. 語末の「子音」と子音が繋がる発音
前の単語が子音で終わり続く単語が子音で始まる場合、前回までと同様に音が連続します。
単語の中では生じ得ないようなかなり複雑な子音の連続もあるので、しっかりと理解していきましょう。
日本語の場合、今回紹介するような音声の連続はほとんど起きないので、日本語を聴き取る時と同じように母音を補って聴き取ろうとしないことがポイントです。
それでは、実際に音が繋がる際の例文をみていきましょう。最初に音を区切った音源が再生されて、次に区切らずに連続して発音したものが再生されます:
- 連続なし:We have to stop talking and start getting results.
- 連続あり:We have–to stop–talking and start–getting–results.
- 連続なし:Barb likes the big tray you gave her.
- 連続あり:Barb–likes–the big–tray you gave–her.
- 連続なし:That black bird is in our rhubarb patch again.
- 連続あり:That–black–bird is in our rhubarb–patch again.
練習課題
次の例を音の連続に注意して聴き取り、自分で発音してみましょう。聴き取ることができたら自分で発音してみましょう:
- It’s–that–brick–building–beside the steak–restaurant.
- You can see that–bright–star even at–dusk.
- My kid–built a sand–castle at the east–beach.
- Karen’s–job–search–has–finally borne–good–fruit.
- The lab–sent–the doctor the result of your blood–test.
- My mother’s–hip–bone is in–bad–condition.
- That–bright–pink–scarf–goes well with–your red–jacket.
今回で音の連続については終わりです。語をまたぐ音の連続を正しく聴き取るためには、音声連続の知識と語彙(文法)の知識の2点が重要になります。