【タスク2】スコアアップのポイント
以下にタスク2を対策する上で、意識するべきポイントをまとめました:
- ポイント1. TAを理解する
- ポイント2. 常に理由を考える
- ポイント3. Coherence Deviceを使用する
それぞれ詳しくみていきましょう。
ポイント1 TAを理解する
TA(Task Achievenemt)とは、「設問で問われている内容に対して適切な回答ができているか」という評価基準の一つです。
多くの場合、主張と理由を考えることに必死になりすぎてしまい、設問の一部分しか回答できていないというケースがあります。
TAをしっかりカバーするために、以下のことを意識しましょう:
- 設問を熟読する
- ライティング前に構成を考える
- 各パラグラフごとに設問と照らし合わせる
まず、設問は読み飛ばさずに必ず精読しましょう。設問の内容を最低でも3回は読み直して、どのような回答が求められているかを事前に理解します。
設問の理解ができたら、実際にライティングを始める前に文章構成を考えます。(5分程度)自分の主張と、それに紐ずくサポートセンテンスが設問と関連しているかをこの時点で確認しておきましょう。
最後に、各パラグラフを設問と照らし合わせて、理由や具体例が設問と関連しているかを確認します。
ポイント2 常に理由を考える
エッセイ形式では、「自分の主張をどれだけ説得力をもって伝えられるか」が重要なポイントです。そのため、一つの主張に対して、最低でも2つの理由を考える挙げる必要があります。
ニュースや日常生活の些細な疑問に対して、以下の観点から自問してみましょう:
- What… 自分はこの問題に対して何を思うのか?
- How… どのようにして解決するのか?
- Why… なぜそう思うのか?
- Why So… なぜそう言えるのか?
英語力よりも「母語でどれだけ社会問題に対して考察しているか」が強く影響を与えるので、日常生活の中でも常に自問し続けることが大切です。
ポイント3 Coherence Deviceを使用する
Coherence Device(接続語)とは、文章の前後に付加的な意味を加える語彙やフレーズのことを指します。接続語を適切に使用することで、評価観点の”Coherence & Cohesion” に影響を与えます。
以下に基本的な接続語をまとめたので、練習のたびにいくつか使用してみると良いでしょう:
用途 | 語彙・フレーズ |
追加 | moreover, furthermore, in addition, further, next, first(second…), firstly(secondly…), in the (first) place, etc… |
対比 | however, yet, in contrast, conversely, on the other hand, on the contrary, otherwise, nevertheless, in spite of, by contrast, whereas, etc… |
比較 | Iikewise, similarly, in the same way, in like manner, etc… |
例示 | for example, for instance, more specifically, in particular, indeed, specifically, to illustrate, in other words, in fact, etc… |
結果 | therefore, thus, hence, consequently, after all, accordingly, knowing this, with this in mind, etc… |
要約 | as I mentioned earlier, in conclusion, to conclude, therefore, in summary, to summarize, to sum up, etc… |