IELTSのテスト形式
IELTSは4技能を測定するテストで、移住を目的とする人向けの「ジェネラル・モジュール」と進学を目的とする人向けの「アカデミック・モジュール」の2つの種類があります。
リスニングとスピーキングは2つのモジュールで共通した内容が出題され、リーディングとライティングは出題されるトピックや難易度が異なります。
試験時間は合計で3時間から3時間20分ほどで、試験構成は以下のようになっています。
技能 | 時間 | 内容 |
ライティング | 60分 | Task1(General) – レターを作成する Task1(Academic) – 図形などの資格資料を描写する Task2 – 抽象的な質問に対して自分の主張を展開する(エッセイ形式) |
リスニング | 40分 | セクション1 – 4の合計40問の問題に答える |
リーディング | 60分 | パッセージ1 – 3の合計40問の問題に答える(Generalは日常生活で目にする広告など) |
スピーキング | 14分 | 面接官とのマンツーマン形式、パート1 – 3まで面接官の質問や指示に従い口頭で回答する |
基本的には会場で受験するペーパー形式のテストですが、2020年から日本でもコンピューターベースでの受験が可能になりました。
コンピューターベースの場合、上記の順番ではなくスピーキングが試験の最初に実施されるので注意してください。
類似試験として認識されているTOEFLとの大きな違いは、スピーキングが対面形式ということです。
評価基準には公表されていませんが、対面でおこなうため面接官に与える印象もスコアに影響すると考えられます。