パート3:答えがわからない時の対処法
特にパート3は質問の抽象度が高く、日本語でも一度も考えたことのないような質問に対して答える必要があるシチュエーションがあります。
そんな時は「分かりません」と回答するのではなく、「なぜ分からないのか」や「推測できること」などを中心に回答しましょう。
例えば以下のような表現を用います。
- Well, I have no idea regarding the question, but…
- I don’t know much about it, but I would imagine…
- Some people seem to think that…
- As far as I know,…
- A is fairly common I think…
IELTSスピーキングでは、「流暢性」を高めるために話し続けることが重要です。
事前に背景知識を持っていれば対応できますが、出題されるトピックは多岐に渡るため「わからない時の表現」や「言い回し」なども積極的に覚えておくことで本番でも対応することができるようになります。
それでも言葉に詰まる時は時間を稼ぐ
とは言っても、本番では言いたいことがなかなか出てこないこともあります。そんな時は焦らず、フィラー表現を用いて時間を稼ぐことも有効な手段の一つです。
フィラー表現は以下のようなものがあります。
- Let me see…
- That’s a difficult/interesting/tough question.
- Just a minute, I’ll have to think about it.
- Oh, I’ve never thought about it before. Well,…
注意点として、フィラー表現を使いすぎると「暗記した表現である」と評価されて減点される恐れがあります。
またパート1の質問などいわゆる一般的な質問に対してフィラー表現を使用することは不自然なので、あくまで「ここぞ!」というタイミングで使用することを頭の隅に置いておくと良いでしょう。
- 「分かりません」と答えた後に「なぜ分からないのか」を推測でいいので説明する
- それでも言葉に詰まる時はフィラー表現を用いる
- フィラー表現はあまり使いすぎないように注意する