模試の勉強法
リスニング模試の勉強方法
リスニング模試は、以下の手順で学習していきましょう:
- 模試を解く
- 答え合わせをする
- トランスクリプトを確認しながらもう一度音源を再生する
- 知らない語彙や表現を調べてまとめる(専門的な語彙を除く)
- トランスクリプトを精読する
- 音源を再度聴く
- オーバーラッピングをおこなう
- 録音する
- 録音した内容と音源を聴き比べて音の違いを分析する
あくまで上記の手順は、参考程度に考えて構いません。
重要なことは「聴き取れなかった音」と「理解できなかった部分」を、しっかりと復習して理解するまで落とし込むことです。
内容の理解ができたら、音声を何度も聴いて、音を聴いたと同時に意味が頭の中に再生できるようにしていきましょう。
1. 英語を前から訳すことに慣れておく
IELTSリスニングに限らず、英語を訳すときには聴き取れた音の語順で英語を訳すことに慣れておきましょう。
なぜなら、センテンス全体を理解してからキレイな日本語に訳すことに慣れてしまうと、途中でわからない語彙や聴き取れない音があったときに全体の意味を見失う可能性がたかくなるからです。
例えば:
- eg. I think I made more progress in German than in any of my other studies.
- 語順通りに訳す場合:
- 「私は、思った、より進歩したと、ドイツ語で、他の研究よりも」
- キレイな日本語で訳す場合:
- 「他のどの研究よりもドイツ語で進歩したと思います。」
キレイな日本語に訳そうとすると、どうしてもセンテンス全体を理解してから訳を考える必要があります。
しかし、全体を理解できるまで音声を待っていると、日本語訳を考えている間が必要になるので続けて流れている音声を理解することが難しくなります。
それを防ぐために、常に頭から順番に英語を訳していくことが大切になります。リスニングのみならず、リーディングでも上記のことを念頭においてインプットしてみてください。
2. 隙間時間に音源を繰り返し聴く
トランスクリプトの精読が終わり、音声の内容を完璧に理解できたら隙間時間に音声を繰り返し聴きましょう。
トランスクリプトの内容を暗記してしまうレベルまで聴き込んだら、約1ヶ月後に暗記した内容の問題を再度解いてみましょう。インプットした内容が定着して、聴き取り能力が向上します。