リスニングの概要
IELTSリスニング
まずは、IELTSリスニングパートの概要を確認しておきましょう:
試験時間 | 40分 |
セクション数 | 4セクション |
問題数 | 40問 |
問題内容 | 日常生活や学術分野に関連したコミュニケーションやダイアローグ |
その他 | 1) 音声は一度しか再生されない 2) 音声再生前に設問を読む時間が20-60秒設けられる 3) スペリングはアメリカ英語でもイギリス英語でも問題ない |
リスニングパートは4つのセクションで構成され、各セクション10問ずつ問題が出題されます。
類似試験のTOEFLと比べると、
- 日常生活に関連したトピックが必ず出題されること
- 空欄穴埋め(ディクテーション問題)が出題されること
の二点が大きく異なります。
また、パソコン受験が基本のTOEFLですが、IELTSは「ペーパーベース」と「パソコンベース」の2種類の形式から選択することが可能です。
各セクションの概要
各セクションでは、以下のトピックに関連した内容が再生されます:
セクション 1 | 2名の話者による日常的なコミュニケーション (業者への問い合わせ、予約、など) |
セクション 2 | 1名の話者による日常的なダイアローグ (施設利用に関するアナウンス、オリエンテーション、ツアー、など) |
セクション 3 | 2~4名の話者によるディスカッション (課題、リサーチ、プレゼンテーション、など) |
セクション 4 | 1名の話者によるレクチャー (様々なトピックに関する講義) |
各セクションごとにトピックが別れているので、対策をするときは自分が苦手な形式のトピックを重点的におこなうと効率が良いでしょう。
セクション4に関しては、大学授業で扱われるような専門的なトピックが主流になります。
聴き取り能力以外にも、専門的な語彙力があるかどうかがスコアに影響を与えるので、リスニング力を高めると同時に語彙力の向上が必要になります。
- IELTSのリスニングはTOEFLに比べて日常会話に関連した内容が出題される
- ディクテーション問題が出題される
- リスニング力と共に語彙力を伸ばすことがスコアアップに重要