スピーキングで役立つ表現
スピーキングでスコアアップに役立つ表現をまとめてあるので、自然と使えるように日頃から意識してください。
役立つ表現1 Filler表現
Fillerとは、言葉と言葉の間を埋めるための表現です。
評価基準の一つである「Fluency(流暢さ)」を伸ばすためには、沈黙や言葉が詰まっている印象を与えないことが大切です。そのため、Fillerを自然に使えるように日頃から意識しておくことがスコアアップで重要になります。
以下がFiller表現の一例なので、覚えておきましょう:
- well…,
- Hmmm…,
- Actually(Basically)…,
- Let’s see…(Let me see…),
- As far as I know…,
- How should I say(put it)…,
- I’m not sure about that, but I would say that…,
沈黙を埋める以外で、質問に対する答えが思い浮かばない時もFillerを活用することが可能です。
役立つ表現2 ディスコースマーカー 基礎編
ディスコースマーカーとは、センテンス同士を結びつけて論理展開を明確にするために用いられる語句のことです。Filler表現と同じように、自然と使えるように日頃から練習として使ってみることを意識してみてください。
以下に、基本的なディスコースマーカーをまとめたので参考にしてください:
情報の追加 | and / also / too / moreover / furthermore / what is more / beside / additionally / etc. |
情報の具体化 | in other words / that is (to say) / it means / in fact / indeed / strictly speaking / in short(brief) / etc. |
具体例の提示 | for example / for instance / (let’s) suppose / (let’s) say / take ~ as an example / in particular / etc. |
逆説 | but / however / yet / nevertheless / conversely / instead / etc. |
譲歩 | though / although / even though / even if / while / in spite of / despite / regardless of / etc. |
対比 | while / whereas / some ~ others … / the former ~ the latter … / on the other hand / meanwhile / etc. |
原因・根拠 | because / as / since / now (that) / for / because of / due to / on account of / The reason (why …) is that / This is because / etc. |
結果 | so / therefore / thus / hence / consequently / accordingly / as a result / as a consequence / in consequence / This indicates that / etc. |
ディスコースマーカーに慣れていないと、”and” “but” “so” を多用することになり結果として主張を一歩掘り下げて述べることができなくなります。
スピーキングだけでなく、ライティングでも適切に使用することでスコアアップが見込める表現なので練習で使用して徐々に使い慣れていきましょう。
役立つ表現3 ディスコースマーカー 発展編
上記で紹介したディスコースマーカーを、より実戦で使える表現に落としこんだものが以下になります:
譲歩を表す表現 | – It is true (that) ~, but … – Indeed ~, but … – S may[might] V, but … – It seems (that) ~, but … – I am not saying ~ , but … – In many(most) cases ~, but … – generally ~, but …, etc. |
因果関係を表す表現 | – A cause B (B be caused by A) – A result in B (B be resulted from A) – A bring about B – A lead to B – A contribute to B – B be attributed to A, etc. |
新しい表現を覚えるときは、最初から完璧に話そうとしないでどんどん失敗を繰り返すことが大切です。
失敗を繰り返してネイティブからフィードバックをもらうことで、徐々に新しい表現を適切に使用する感覚が掴めてきます。
とにかくたくさん失敗して、正しく振り返りをおこない改善を繰り返しましょう。