4.空欄補充問題

空欄補充問題を実際に解いてみて、どのような問題傾向かを実感しましょう：

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“in the drought conditions caused by ~” 「〜によって起こった干ばつ」とあるので、干ばつの原因となるキーワードが空欄に入ることが分かる。
段落Eの冒頭で、 “the hot season brings drought”「夏季は干ばつをもたらす」と書かれているので、干ばつの原因は季節であることが分かる。よってhot seasonが正解。

“no access to ~”「〜へのアクセスがない」ということから、夏眠中に手に入らないものを入れることが分かる。
段落Fに、 “without access to water resources” と”no access” と同義の表現があるため、答えは water (resources) であることが分かる。

“declined proportionately with ~” 「~に比例して減少した」ということから、主語の “amount of water” と併せて減少する要因であることが分かる。
段落Gで、”lost water reserves and body weight when underground, the losses were proportional”「水分量と体重を失い、その損失は比例した」とあることから、body weightが併せて減少していたことが分かる。

“other health-damaging impacts” と並列のandで結ばれているため、同じようなネガティブな名詞が入ることが分かる。
段落Gで、 “had no dehydration and displayed no other harmful effects”「脱水症状はなく、他の有害な影響も見られなかった」とあるので、dehydrationが正解ということが分かる。

空欄補充問題を解くときは、

のステップで解いていくことをオススメします。

まず、最も重要なことは「空欄に入る語句の予測」です。この予測が全てと言っても過言ではないので、空欄前後の文章を精読して何の情報が入るのかを予想してください。

空欄の前後には、基本的に本文の表現をパラフレーズしたフレーズが用いられています。

設問に出てきた表現ではなく、その「意味」や「意図」を意識して本文に同様の表現がないかを探してみます。

「どの段落から空欄補充が始まっているのか」を見極めることができれば、あとは要約に合わせて本文を読み進めれば内容がずれてしまうことは無くなるでしょう。